「寂しがり屋のオオカミ」と「優しいライオン」美大受験予備校_岡山市グランガルル
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「寂しがり屋のオオカミ」 鉛筆デッサン2015年3月 グランガルルaoi作 |
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「優しいライオン」 鉛筆デッサン2015年3月 グランガルルHayate作 |
表現するということの本質を引き出すには、人物、動物、植物を描くことをお勧めします。
僕のデザイン理論ですが「人間が一番興味があるものは人間、その次に動物、そして植物です。」ポスターなどの写真画像やアニメーションでも人間は一番はじめに人間に対して強く反応します。その次に動物に対して無意識に反応し、その次が植物です。もちろんこれは遺伝子に組み込まれたものですが、芸術、デザインの世界ではこのことが重要な意味を持ってきます。
特に動物を描かせると、笑うくらい本人に必ず似ます。なぜかはいろいろな説を考えましたが、自分を一番見ているからでしょうか?プロのイラストレーターさんが描く動物も必ずと言ってよいほど本人にとてもよく似ます。一度、複数のイラストレーターさん本人の写真とその人が描く動物の顔を並べて集めたことがあります。もちろん研究目的ですが、結果は「すごく似る」でした。客観性をもたせるためにいろいろな人に見てもらいましたが、あまりにも似てるので皆が笑いすぎてデータ化することができないほどでした。
上のデッサンでは、オオカミの作者は途中で自分に似てきている事に気付き、手を止めてしまいました。ライオンの作者は途中で、「ん??と気付き、目が大きく本人に似て愛らし過ぎるライオンを補正しました。でもまだまだ愛らしいんですけどね。」
もう少し、多くのデータがとれた時にまた研究発表したいと思います。
それにしても、二人ともいい絵を描くようになりました。
嬉しい限りです。
それにしても、二人ともいい絵を描くようになりました。
嬉しい限りです。
美大受験予備校_岡山市グランガルル生徒作品