美大を目指すみなさんへ_デザイナーたけきよ
美大を目指すみなさんへ
グランガルルでは先日卒業式が終了し、新しい年度がまもなく始まろうとしています。
受験に成功した人もいれば、今回は残念な結果に終わり浪人する人もいると思います。
でも、人生に負けた訳ではありません。
レベルを選ばなければ大学へは誰だって行けます。それを良しとせず浪人の道を選んだ人は、きっと未来で大きな成功をつかむ可能性を秘めた人だと思います。ガルル校長の僕も1浪して武蔵野美術大学に入学した組です。浪人生活はすごく苦労もあったけど、諦めずに頑張った甲斐はありました。
高校3年生の時、レベルを下げて適当な大学へ進学しようとした僕を、当時お世話になったアトリエの先生が「君の人生がもったいない!」と本気で止めてくれました。
お陰様で、自由な時間もお金もそれなりに手に入れ、豊かな人生を送ることができています。ムサ美時代の友人たちも多くの者たちが成功者になっています。
グランガルルの指導方針にはある理念があります。
それは「成功者になる考え方の基礎を教えたい。」というものです。同じデッサンや色彩構成を学ぶにしても、プレゼンをするにしても、高みに登っていく人たちには共通するものが多々あります。そういった考え方を織り交ぜながら指導していきたいと思っています。
「経営とデザイン」これが僕の長年の研究テーマです。おそらく美術大学出身者が最も苦手なところです。僕たちが高校生の頃、アトリエの先生がおっしゃいました。「デザイナーは地位も低く、儲からない。これからの君たちは稼げるデザイナーを目指してくれ!」もう30年も前の話です。その言葉に素直に感化された僕たちは、仲間と共に地位もお金も手に入れるデザイナーを必死に目指し、長い長いチャレンジと失敗の日々を経てやっとの事でここまで来ました。僕の親友たちの多くがお医者さん並には稼いでいます。
どういう風に教えればその子がずっと未来で成功するのか? その子の性格や思考癖、向いている分野、 家庭の事情までカウンセリングをしながら指導するよう配慮しています。ただ大学へ行かせれば良い。と言うのでは少しプロとして責任逃れだと個人的に思っています。
「どこでどう生きたいの?」それをガルルの面談では何度も生徒たちに繰り返し聞いています。「欲しいのはお金? 名誉? 自由? 好きな仕事? あたたかな家庭?」最初は曖昧に答える生徒たちですが、次第にはっきり自分の生き方をイメージしてくれるようになります。
大学入試は、自分の人生とはじめてきちんと向き合う大切な時です。それは偏差値だけで決めるものでもなければ、親や先生と言ったまわりの大人の顔色を伺って決めるものでもありません。そんなことをしていたら、失敗した理由を周りのせいにしてずっと生きていく大人になるでしょう。
勇気を出して、自分で決めてください。
ずっと未来に、今の自分を誇れるように。
デザイナーたけきよ
グランガルルでは先日卒業式が終了し、新しい年度がまもなく始まろうとしています。
受験に成功した人もいれば、今回は残念な結果に終わり浪人する人もいると思います。
でも、人生に負けた訳ではありません。
レベルを選ばなければ大学へは誰だって行けます。それを良しとせず浪人の道を選んだ人は、きっと未来で大きな成功をつかむ可能性を秘めた人だと思います。ガルル校長の僕も1浪して武蔵野美術大学に入学した組です。浪人生活はすごく苦労もあったけど、諦めずに頑張った甲斐はありました。
高校3年生の時、レベルを下げて適当な大学へ進学しようとした僕を、当時お世話になったアトリエの先生が「君の人生がもったいない!」と本気で止めてくれました。
お陰様で、自由な時間もお金もそれなりに手に入れ、豊かな人生を送ることができています。ムサ美時代の友人たちも多くの者たちが成功者になっています。
グランガルルの指導方針にはある理念があります。
それは「成功者になる考え方の基礎を教えたい。」というものです。同じデッサンや色彩構成を学ぶにしても、プレゼンをするにしても、高みに登っていく人たちには共通するものが多々あります。そういった考え方を織り交ぜながら指導していきたいと思っています。
「経営とデザイン」これが僕の長年の研究テーマです。おそらく美術大学出身者が最も苦手なところです。僕たちが高校生の頃、アトリエの先生がおっしゃいました。「デザイナーは地位も低く、儲からない。これからの君たちは稼げるデザイナーを目指してくれ!」もう30年も前の話です。その言葉に素直に感化された僕たちは、仲間と共に地位もお金も手に入れるデザイナーを必死に目指し、長い長いチャレンジと失敗の日々を経てやっとの事でここまで来ました。僕の親友たちの多くがお医者さん並には稼いでいます。
どういう風に教えればその子がずっと未来で成功するのか? その子の性格や思考癖、向いている分野、 家庭の事情までカウンセリングをしながら指導するよう配慮しています。ただ大学へ行かせれば良い。と言うのでは少しプロとして責任逃れだと個人的に思っています。
「どこでどう生きたいの?」それをガルルの面談では何度も生徒たちに繰り返し聞いています。「欲しいのはお金? 名誉? 自由? 好きな仕事? あたたかな家庭?」最初は曖昧に答える生徒たちですが、次第にはっきり自分の生き方をイメージしてくれるようになります。
大学入試は、自分の人生とはじめてきちんと向き合う大切な時です。それは偏差値だけで決めるものでもなければ、親や先生と言ったまわりの大人の顔色を伺って決めるものでもありません。そんなことをしていたら、失敗した理由を周りのせいにしてずっと生きていく大人になるでしょう。
勇気を出して、自分で決めてください。
ずっと未来に、今の自分を誇れるように。
デザイナーたけきよ