美術大学を志望するか? 進路に迷っているみなさんへ2019 名門画塾グランガルル 講師デザイナーたけきよ みなさんが美術大学を目指す時に最初に感じる不安は 「自分なんかが美大にいけるのだろうか?」 「美術大学ってすごく才能がある人が行くところでは?」 「子供の頃からずっと絵画教室に通ってる人がいくところでは?」 きっと、そんな言葉が一度は頭をよぎったことではないでしょうか? アトリエで指導していて生徒たちによく言われることは、 「たけさんは最初から描けたんでしょ? たけさんだから出来るからなあ。」と。 でも全く違っていて最初はそんなに描けなかったんですよね。 僕は天城高校3年になってから急に美術大学を目指すことを思いつき、 しかも理系にいて美術部ではなく弓道部に励んでいました。 「美大に行くんだったら美術部だろう」という担任の先生の勧めで急ぎ美術部に入部したものの、なんだかマイナーすぎる空気に馴染めませんでした。 そこで、美術の先生に相談したら「じゃあ美術大学の受験予備校へいきなさい。」(画塾)ということになり、急いで画塾に入ったのでした。 通い始めたアトリエでは、周りのみんなが上手すぎて気持ちが玉砕。。。 「専門学校でもいいかな。」と思っていたら、 画塾でデッサンを指導してくださっていた建築家の師匠が、 「自分の人生を安易に落とすな!君の人生が勿体無い。じぶんが行きたいと思っている武蔵野美術大学へ進みなさい。」 そう言われ、絶対に武蔵野美術大学に行きたいと思うようになり、現役では滑り止めは受けず受験しました。現役では準備時間も少なく見事に玉砕して浪人へ。 浪人になって東京の大手予備校に入学した時、同じ武蔵野美術大学の立体デザイン学科を希望する生徒だけで100名以上。「えっ??て」かなりびっくりしました。 当時受験生もすごく多くて、ちょっと遅れていっただけで教室は満室でした。 東京の大手予備校に勇んで臨んだ最初の講座では、夕方になって講評があり順位がつけられました。今でも忘れませんが、その時の順位が100名中の下から3番目の成績。(涙&笑うしかない)でした。 上から4人しか合格しないのに、100人中最後から3番目ですからね。