今日は筑波大学芸術専門学群の推薦入試実技対策をやってました。

でも、みんな近頃煮詰まり気味。


そこで、今日の技術の無駄づかいは
「終わりかけのバナナが好き。」です。






バナナは筑波大学のデッサンには多分でないでしょう。でも、
そのものが持つ固有の方向性や質感の練習にはなるかもしれませんよ。



画塾グランガルルではもちろんまじめな課題をやっております。
が、デザインの試験は頭が固くなってはすべてが水の泡です。


「誰のためのデザインですか?」
「そのコンセプトは自分がやりたいことだけに向かっていませんか?」
「誰かのために何をすべきですか?」
「あなたのデザインでどんな効果が得られますか?」


自分のやりたいことだけをつくり続ける。自分の主張を作品に込める。アートならそれが正論です。でもデザインは誰かのためのもの。
誰かのニーズ(要望)に答えるもの。
です。


それがいやならデザイナーじゃなくって芸術家を目指せばいいんです。
デッサンや色彩構成以外の「デザインの試験」「デザインの小論文」が受験課題にあるみなさんは、この基本のフレーム(概念)をほんの少し心に留めておいてくださいね。





PS.バナナとポッキーは講師がおいしく頂きました。



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