熊さんをデッサン@岡山駅前名門画塾
こんにちわ。JACKです。
当アトリエではデッサンの基礎から指導をスタートするのですが、数あるモチーフの中でグランガルルの生徒が一度はデッサンするのが、こちらの木彫りの熊さんです。
実際の熊を絶妙にデフォルメしていて、厳しい環境を生き抜く野生動物の荘厳さと同時に、こちらに微笑みかけてきているような、そこはかとない可愛らしさも感じますね(^^)
工業製品には無い温かさや高級感も魅力です。
生徒達はこの一点モノのモチーフとどう向き合うのか?
参考作品の中から数点をご紹介します。↓↓↓
こちらは卒業生の作品。
ほぼ真横から捉えた大胆な構図で、強い光を感じる陰影からこちらを見つめてくる熊さんの表情には神々しさすら覚えます。
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彫り込みの一つ一つを追った緻密な作品。凄い集中力です! |
鼻のボリューム感や両顎の入り組んだ髭の形状など、文字通りモチーフと正面から向き合った作品。 |
中等部も負けていません! 細密描写もさることながら、熊さんの可愛らしさがしっかりと表現されています。 |
いかがでしたか?
それぞれの作品が全く異なる描き方で、各人の表現したいポイントも様々ですね。
デッサンを評価する上で、正確なプロポーションや立体感などは重要な要素ですが、モチーフが持つ魅力をどう伝えるか?
これはデッサンを楽しむ秘訣だし、上達への一番の近道だと思います。
講師としても、デッサンを通じた作者の荒木繁さんと生徒達のコミュニケーションを眺めているようで、いつもワクワクしています。
これはデッサンを楽しむ秘訣だし、上達への一番の近道だと思います。
講師としても、デッサンを通じた作者の荒木繁さんと生徒達のコミュニケーションを眺めているようで、いつもワクワクしています。
岡山駅前名門画塾グランガルル 講師 JACK