名門画塾グランガルル パリ校・デザイン海外研修その2
ボンソワール! 日本は朝の8時ころでしょうか?こちらは寝る前の深夜です。 グランガルル海外研修パリ校では、課題発表が行われました。 みんな日本からMacbookを持参してきているので、プレゼン資料の作成はお手のものです。 イラストやデザインスケッチをあっという間に制作して、3チームに分かれて発表をおこないました。今回の発表では意外にも「日本にもっと日本文化のあるものを!」という内容のものが多く、パリに来て伝統文化を大切にしていることの意義や重要性を学んでくれたようですね。 きっと10年後には、彼らにとってこの海外研修へ参加した意味は、とても大きなものになることでしょう。そんなことを思いながら発表を聞いていました。「プレゼンでは細かなことは気にしないで方向性が間違っていなくて、誰が聞いてもいいなあ。と思えるものを目指してください。」とパリ在住デザイナーの稲葉氏からアドバイスを受けていました。 発表後は、ビストロへ向かいディナーです。 食もまた文化。それぞれがフランス語を訳しながら初めてのメニューに挑戦しました。 言葉も、習慣も習うより慣れろです。 外国語が出来ることと、海外で仕事が出来ることは少し違います。 英語ができれば英語で仕事ができる訳ではなく、海外の感覚や、そこでやってみたいと思う意欲が一番大切。世界はすぐ目の前にあるのです。 そういった意識を持った日本人しか、次の半世紀を生き残れないと思っています。 時代はびっくりするくらい早く進み、グローバル化は加速し続けるでしょう。 今朝早く数名のグループに分かれ、自分たちの力だけで、チケットもホテルもすべて手配して巡る小旅行にそれぞれが旅立っていきました。ロンドン、ベルギー、オランダ、ドイツ、イタリアと様々です。パリのアパートでは、ベースキャンプとして講師がいつでも飛んでいけるように待機をしています。