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1月, 2015の投稿を表示しています

名門画塾グランガルル「春の新入生」募集開始です。

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いよいよ 残り1週間ほどです。 東京の美大を受験するアトリエ生たちが旅立っていきます。 今日は全員で「デッサンの全体感」の調整をおこなっていました。 とても重要な課題の1日です。 昨日の「絶対に明日は1時集合!」の掛け声のかいもあり、30分遅れでスタートできました。(笑) この調整は5〜10人くらいまでを1チームで行うととても効果的です。僕の母校である武蔵野美術大学流の基礎トレーニングと、プロ1,2年目の新人デザイナーのスケッチ力をさらに引き上げる手法を組み合わせたものです。 詳しい内容は書けませんが、 スランプに陥りがちなベテラン高卒組も、あと一歩経験不足の現役高校3年生組も、この直前講座で補正をおこなって、最善の状態に持っていきます 高校1,2年の新入生さんへのアドバイス この時期、受験直前の先輩方の作品や、制作手順を見ておくことはめちゃくちゃ有利です。 最も仕上がった状態ですので、その横に座って一緒に作品をつくるだけでも腕はぐんぐん上がっていきます。 国立受験組が3月初めまで制作をおこなっていますので、ぜひ一緒に制作してみてくださいね。 名門画塾グランガルル「春の新入生(ガルルのゆかいな仲間たち)」募集を開始しました。中学生、高校生のみなさん、得意なものづくりで将来をみつけてみませんか? デザイナーとして経験豊富な講師が、おもしろおかしく、そしてデザインの現場のお話を交えて真剣に将来設計のアドバイスをします。 夢と仕事と、そしてちゃんとお金も稼ぐこと。 よい生き方を目指しましょう。 デザイナーたけきよ

今宵も、美大入試の予想問題づくりだよん。

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このシーズンは、 毎年恒例の予想問題を毎夜つくっています。 美大入試の問題を予想するのは、いつも大変です。(笑) 美術大学ごとの評価基準というよりは、各学部学科ごとに研究室や教授の評価基準が異なります。問題予想と同時に、各先生方の評価や配点についても考えなくてはならないからです。 国語や英語といった正解がはっきり決まっているものなら、指導もフォーマット化できるのですが、美術大学の実技には正解がいくつもあります。その無限とも言える正解の中から生徒の性格やオリジナリティーを考慮して何で勝負させるか? 日々ひとりひとりの指導ノートを更新しては、楽しく対策を練っていきます。 今の時期、受験生のみなさんはもう基礎を終えていることと思います。そして表現をある程度確立していることでしょう。いくつか確立した表現の中から、試験問題にあった回答へと応用演習の真っ最中でしょうか。  うちのアトリエでも、なんとか順調に仕上がってきています。 プレッシャーを与えないよう、毎日バカなことをしゃべったり、おやつをみんなで食べたりとワイワイ賑やかに受験に向かっています。僕の方針でもありますが、気合い!根性!みたいな精神論が溢れてくると、美大入試では玉砕します。むしろ、「頭をやわらかくやわらかく、楽しく楽しく、その色いいね。だからもっとやってみよう!」そんな感じですかね。 「受験前なのにずいぶん楽しそうですね。」と言われる柔らか指導ですが、多くの生徒さんを難関校に入れてきました。 自身を持ってこのままの雰囲気を大切にして行こうと思います。そういうアトリエが向いていると思われる方は、遊びにいらしてくださいね。 今年の受験が終わるまで、新しい作品の掲載は一時停止しています。 ご了承ください。 受験生のみなさん、あと一息楽しんでいきましょう!

「美大受験の心の準備について」岡山市の美大受験予備校グランガルルより

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今日は 「美大受験の心の準備について」少しお話を。 もうすぐセンター試験ですね。そして2月初めからは武蔵野美術大学や多摩美術大学など、有名私立美大の入学試験もはじまります。高校2年生にとっても残り1年となりました。 高校3年生、高卒生の皆さんはきっと「不安な気持ちと大丈夫という気持ち」が毎日のように交差していることと思います。 気持ちを落ち着けることはとても難しいのですが、気持ちを前に向けることはできます。まず、あれこれ失敗した時のことを想像をするくらいなら1枚でも多く描いてください。 毎日、デッサンの実技をはじめる前に、今まで描いたものをすべて見返しましょう。 毎夜、寝る前に描き方の手順をゆっくりと冷静にイメージしましょう。 クロッキー帳に自分なりの手順をまとめた10項目をかいてみましょう。本番の試験では問題用紙や下描用紙に、まず手順を書き出して、それに沿った作業の時間割りをしましょう。そうすることで焦る事なく、いつも通りに作業をおこなうことができます。 今まで描いた作品の中で、もっとこうしたらいいかもしれない。 改良案を考えてみましょう。 僕は自分のベッドの上の天井に作品を並べて貼っていました。寝る前にほんの少し眺めていると、「あーもっとこうするといいかもしれない」ってひらめくものです。 入試の直前の2週間では、デッサンは苦手なものを描くことと作業手順の書き出しを。 色彩構成やデザインは、今までやったものの改良版づくりで完成度をあげる方がよいでしょう。 自分の作品を「大学の先生に楽しんでみてもらう」 そんな気持ちで望んでくださいね。 入試といえども、私たちは表現者なのですから。 一番大切な気持ちを忘れないで。 岡山市の美大受験予備校グランガルル 講師より 美術大学受験予備校 グランガルル_岡山市の美大受験予備校の合格者作品集

町のデザインについて・美術と美観

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美しかったという日本の町 かつて世界中から来た旅人が、日本の景観の美しさに息を飲んだといいます。 でも、現代は僅かに残るのみで少し寂しい気がします。 美しかった日本の町は、前大戦でほとんど焼失しました。 そして替わりに立てられていった無秩序の近代建築によって、日本の町はまるで子供がおもちゃ箱をひっくり返してしまった部屋のようになりました。 都市のデザインには、個人が自由にデザインするのではなく、自然の景色がそうであるように、人の心が安らぐにはある種の統一されたデザインが必要です。人は自然の一部なので、生活する空間には一定の秩序が重要なのですね。 チェコ共和国という国があります。 場所、分かりますか? 首都プラハと言ったら、少しピンと来るかもしれませんね。 オーストリアの上、ドイツとポーランドの下です。 伝統と芸術の国 チェコが好きで、仕事も含めてもう十数回行っています。 その中でも、今日はお気に入りの田舎町を少し紹介したいと思います。 チェスキークルムロフという南部の町です。ほんとに美しい小さな町です。 いにしえの城下町で、中世ヨーロッパの面影をそのまま保っています。 世界遺産にも登録されている古都。 夏になると、城下を流れる川はカヌーを楽しむ人々でいっぱい。 お城と城下町の中をぐるぐると川が流れます。水面のまどろみを眺めながらでカフェでビールやティータイムをたくさんの人々が楽しんでいます。ちなみにこのお城のお堀には熊が放たれています。お堀の上から熊を見ていると、隣にいた韓国人の女の子たちが「クマー!クマー!」と叫んでいました。韓国語でもクマはクマなんですね(笑) 町の周囲は、美しい遊歩道。目的無くブラブラするのは最高です。 ヨーロッパの住宅街で多く採用されている石畳。 居住空間は、まるで森に暮らすようでなくてはならない。 欧州の基本的な思想です。 ただ、便利だからというだけでアスファルトを安易にひいてはだめだと思うんですね。 ペンションの案内板。カワイイでしょ。 近頃の美術大学では、グラフィックデザインをフォーマット化し過ぎだと少し思います。 誰がデザインしても同じようなものが多