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2016年 春の新入生受付開始しました。岡山駅前の名門画塾グランガルル

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今年はうるう年、 2月が29日まであってちょっとお得な気分です。 さて、岡山駅前の名門画塾グランガルルでは、2016年の春の新入生受付開始しました。 この土日から体験講座や進路相談に、次々と生徒さんが来られています。 土日にお越しになられる場合は、少しお待ちいただく場合もありますので、ご予約をメールまたはお電話でしていただければスムーズにご案内いたします。 2015年度は美術大学を志望する受験生の定員25名募集で定員数となりました。ありがとうございました。精一杯の指導をさせていただきました。  また、この4月より常駐する専任講師も2名増え3名体制となり、アトリエの面積、常駐講師の数ともに岡山ではもっとも体制が整った美大受験予備校へと進化します。 講師は僕を含め全員が武蔵野美術大学出身で、レベルの高い指導をさらに引き上げていくつもりです。2017年4月には、さらに武蔵野美術大学新卒者を1名増員いたします。 2016年4月からの新中学生、新高校1,2年生の方も同時に募集を始めました。 この春より新高校1,2年生の方へは、アトリエ維持にかかる場所代のみをご負担いただき、受講料はいただかない方針とし大幅値下げをいたしました。それは、早く始めた方の推薦入試や上位校への合格率が圧倒的なため、少しでも早く始めていただきたいと考えたからです。  また、英語が苦手な生徒さんが多いことから、センター向け英語と武蔵野美術大学などの一般入試用英語の学科コースをはじめました。まずは英語と国語のコースを4月からスタートいたします。 中学生:英語または国語 80分週1回 8000円 ・ 80分週2回 16000円 高校1,2年:英語または国語 80分週1回 8000円 ・80分週2回 16000円 高3高卒:英語または国語 80分週1回 12000円 ・ 80分週2回 24000円 ※ 2〜3名の個別指導 ※ アトリエで受講するため受講時間は融通がきき、無駄なく実技と学科のバランスがとれます。 ※ 高校生はセンター対策および武蔵美・多摩美の一般入試の国英専門対策が可能。 詳しくはグランガルルのサイトを御覧ください。 http://art.grangaruru.jp

プロダクトデザイナーのよもやま話

今日はグランガルルの主任講師でデザイナーのよもやま話 僕はもともとシャープという家電メーカーで、家電製品をデザインするところからデザイナー人生をスタートしました。その電気メーカーで最初の新入社員研修で習ったときに、少しびっくりしたことを綴ってみたいと思います。数字は近年のものに改めて記載しています。 皆さんは、家電製品が1日に何個売れているか?ということを考えたことがあるでしょうか? 日本というこの小さな島国で、テレビが1日に何台売れるのだろう? 冷蔵庫が何台売れるのかな?って。。一般の人はあまり考えないですよね。でもプロダクトデザイナーの僕らは開発部門の中枢にいるので、様々な製品の販売戦略やロット(生産数)など様々な数字を知っていなければならないのです。ロットによって商品にかけられるコストも違ってきますので、おのずとデザインも変わってきます。 門題です! 「冷蔵庫は1日平均日本で何台売れるでしょう?」 1番130台 2番1300台 3番13000台 答えは3番! 1日におよそ13000台。 「テレビは1日に何台売れるでしょう?」 答えは17000台 わずか1日にですよ。毎日毎日17000台もテレビが売れていく。 ちなみに洗濯機は1日14500台、エアコンは22000台、自転車は25000台。。。 携帯電話に至っては1日あたり10万台、傘は1日あたり35万本と天文学的な消費量。 これはすべて日本というこの小さな島国での出来事なのですね。 プロダクトデザイナーが設計した商品は、小ロットでも5000台、普通は2万台から数十万台くらいは量産されます。もしデザイナーが使い勝手の悪いものをデザインしたらどうなるでしょう? 数万から数十万人という消費者の方に大変な思いをさせてしまいます。身の回りに使いにくかったり、操作が分かりにくいものはありませんか? きっといっぱい思い当たることでしょう。それは設計したデザイナーの責任なのです。使う人が苦労するようなものを作ってはいけないし、すぐに買い換えたくなるような使い捨てのデザインをしてもいけないと思います。メーカーは早いサイクルで商品を買い換えてもらうことを望みますが、こだわりのある商品を少し高くても買ってもらい、それを少しでも長く使ってもらわなければ地球は長くは持たないかも

デザイナーになれるかどうかは「プロになるという覚悟があるかどうか」です。

今日は、いよいよ岡山県立大学や静岡文化芸術、筑波大学など国公立大学の前期入試です。 グランガルルからも多数が挑戦します。 最後のアドバイスは「積極的に。。」という言葉を贈りました。 我々クリエイターの世界は、積極性を常に持たないとプロになれません。次はこんなもの を作りたい!あんなものを作りたい!という作りたい欲がとても大切だからです。 無難にこなすのではなく、果敢にチャレンジしてきてほしいと願っています。 グランガルルは、かなり自由なアトリエです。受講時間も自由、疲れたらアトリエのソファで寝るのも自由、音楽を聴くのも自由、学校の勉強や宿題をするのも自由、お腹が空いたらキッチンで何かをつくることも自由です。 すべては生徒自身の自主性によって運営されています。 ただし自由には定義があり「他人の自由を奪わないこと」。つまりは迷惑な行動はNGということだけは大人のマナーとしてあります。 「自由にしていて大丈夫? みんな楽しそうなのはいいけど大丈夫?」ということをよく言われます。  グランガルルでは講師を先生とは呼ばせません。我々は先生ではなくプロのデザイナーとして、後進を育てるつもりでアトリエ運営をおこなっているので、社会人と同じように名前で呼んでもらっています。大人として対等に扱うことで、自主性は自然に生まれるとも思っています。  我々はデザインの現場でたくさんの仕事をしてきました。厳しいこともたくさんありました。若手デザイナーの指導もたくさんしてきました。ですから、あまいだけの指導ではプロになれないことを痛いほど知っています。生徒たちに何を伝えるべきかな。。と、いつも思案していますが、1つは社会はビックリするくらい厳しいってことをなんとなく伝えたいと、あの手この手でゆるやかに話しています。そして、それに対する覚悟と備えがあれば、乗り越えられるし意外に余裕で戦えるということを知ってほしいと思っています。このことを知ることで、若い子は自主的に必要な技術を身につけて備えようとしてくれます。    ガルルのアトリエでは怒ったり厳しい指導は全くありません。その代わり作品のクオリティーへの要求や判定(ジャッジ)はプロと同じようにはっきりさせます。「これはダメだね。これはいいね!」「これなら試験に落ちるよ。これなら合格するよ!」 「

総社南高等学校の美術工芸に合格しました!

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名門画塾グランガルルから 2016年春の入試で総社南高等学校の美術工芸に2名が挑戦しました。 今日結果発表があって無事2名とも合格です。 中等部を立ち上げたのは2015年の夏休みからです。 半年で幸先の良い中等部のスタートができました! 今年は総社南高等学校3年生の方も1名岡山県立大学への 受験でアトリエに通われ、無事推薦で合格しました。 総社南高等学校の生徒さんは、今まであまり指導する機会がなかったのですが、これからが楽しみになってきました。 岡山市の名門画塾 グランガルル中等部(小5〜中学生コース)

社会人・大学生の方で武蔵野美術大学・多摩美術大学などへ再度チャレンジしたい方を募集します!

岡山市の名門画塾グランガルルでは、 社会人や現在大学生の方で、武蔵野美術大学や多摩美術大学など 難関美大へ再チャレンジしたい方を募集します!  グランガルルで主任講師を務めるデザイナーたけきよは、今まで多くの社会人の方や、現在大学生の方のやり直しをお手伝いしてきました。  もちろん一概には言えませんが、昼間の作業時間が十分に取れるなら、1年で武蔵野美術大学や多摩美術大学といった名門校への入学が可能です。主任講師の担当と学科の個別講座(週2回80分 24000円/月額)を受講していただくという前提はありますが、真面目に通っていただければ、当アトリエではおよそ9割の合格率で達成できます。(※過去5年の主任講師の実績による)    社会人の方で人生のやり直しをされる方の年齢20〜27歳くらいまで幅広く、職業は様々です。美容師や介護、医療系の方が比較的多く、公務員や金融機関といった職業出身の方もいらっしゃいます。先日も6年前に美大受験を担当した元美容師の生徒さんが挨拶に来てくれました。今では空間設計のメジャーな中堅事務所でデザイナーとして立派に活躍しています。イオンモール岡山の仕事で出張に来ていて寄ってくれました。当時茶髪で頼りなかった感じでしたが(ごめんね)、本当に見違えるほど立派なスーツ姿を見せてくれました。とても感慨深いものがありました。  欧米では、何歳になっても人生をやり直すのはすごくポピュラーなこと。むしろ様々な経験を積んでいるからこそ成功するとみなされます。日本にもそういった時代が来ていることをすごく感じる今日この頃です。  いま現在、社会人や大学生の方で、本当はクリエイティブな仕事がしたかった。高校生の時もっとちゃんと考えればよかったって後悔している方へお伝えしたいことは、人生は何度でも、いつだって良い方向へやり直しができるのです。  僕自身もそうやってたくさんの成功をおさめてきました。そしてたくさんのそういった方を無事に送り出してきました。  人生には限りがあります。 だから自分のやりたいことをやってほしいなあと思います。同じ時間なら少しでも楽しく生きる方がいいに決まっています。  僕は美大に行けたことでとても楽しい人生を送ってきました。得意なことを仕事にすると、やっぱり得意だから他の仕事に比べてとても楽です。

春の新入生募集!!岡山の美大受験予備校「名門画塾グランガルル」

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いよいよ2016年 新しいシーズンのスタートです! 岡山駅前の名門画塾グランガルルでは、2016年度 春の新入生募集を開始いたしました! 「春の新入生募集」にあたり、3月20日まで進路相談や無料体験をおこなっております。 「中等部・高校1年生」の方は、 国公立大学や有名私立美大の推薦入試を狙っていきましょう! 「高校2年生(新高校3年生)」の方は、まだ現役合格間に合います! 一般的には高校1,2年から始められる方が多いのですが、毎日グランガルルで頑張れば問題ありません。  また、この春から「高卒生」で、再度チャレンジする生徒さんも募集をしています。 今年度のグランガルルの高卒生は、みなさん他のアトリエからの転入生です。また県外からの受講生も多数おられます。県外の方へは1年間生活するマンション探しなどもお手伝いしております。岡山駅前のアトリエ周辺はワンルーム3.5万~4万円が家賃相場です。  英語が苦手な生徒さんが多いのですが、アトリエでは国語と英語の個別指導もおこなっております。武蔵美や多摩美などの有名私立では基本的に国語と英語ができれば、突破できます。  ぜひ、ご相談ください。

今日はパリのお話を少し

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グランガルルでは、アトリエの在籍生と卒業生のためのフランスデザイン研修を行っています。僕も毎年ヨーロッパへ出かけています。研修では、パリ在住で僕の武蔵美時代の友人デザイナー2名が指導と生活のサポートにあたってくれます。 美しパリの旧市街。海外研修に使うエリア周辺  内容は美術大学が行っているような一般的な海外研修より、ずっと本格的なレベルのことをやっています。主には日本人が弱いブランディングについての研修と、海外でのライフスタイルの把握、マーケティングの初歩的なことを1ケ月パリのアパートメントに滞在しておこないます。アパートでパリの人と同じ生活をしてもらい、そこで暮らしながら肌で様々なことを感じてもらいます。電車のチケットやスーパーでの買い物など、海外で一人でも生活できるような初歩的なことも経験してもらいます。  基本的には大手企業の5年〜10年目のデザイナーを、国際的な戦略に使えるように鍛えるためのプログラムですが、それを高校生や大学生に対して行う試みです。アメリカやヨーロッパの有名大学などではこういったプログラムはよくありますが、日本ではほとんどありません。   パリのフリーマーケット 地元の人しか知らないようなフリーマーケットに行くと 格安で掘り出し物が手に入ります。 ビンテージの小物やアクセサリーなど フランスの可愛いものが1〜3ユーロなど ビックリするくらい安くて買い物が楽しいです。 行きたい人は一緒にいきましょう! ダニエルビュランの作品が並ぶパレロワイヤル 武蔵野美術大学時代にパリで最初に訪れた思い出の場所に 久々に一人でぶらっとしてきました。 先日行ったパリのデザインショーの様子 (一部の場所を除いて基本撮影はできません) 先日行ったパリのデザインショーの様子 (一部の場所を除いて基本撮影はできません) 海外研修では、パリのデザイン事務所やフランスで活躍する日本人作家さんのアトリエなど様々なプロの現場を訪問します。また、タイミングが合えばパリのデザインショーなども見学します。 ※パリのデザインショーはほとんどがプロ向けのため、基本的に学生は入場できませんので、我々プロのデザイナーと一緒に事前登録をして入場することになります。

最後の晩餐_岡山の美大受験予備校グランガルル便り

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今日は、 武蔵野美術大学や多摩美術大学を受験する生徒の最後の晩餐でした。 いよいよ2016年の一般入試の始まりです。 この1年、毎夜遅くまで一緒にがんばってきました。 昨年新しいアトリエで独立する際に、うちの親が言ってくれた言葉を大切にグランガルルの経営の基本としてきました。経営者家系の親の言葉は僕にとってとても大きいものでした。 独立した際、 先行きの不安が先行してしまい、経営面での計算や銀行との折衝ばかりに気をとられていた自分に大切な言葉をくれました。 「金を追うたらあかん。生徒のことだけを考えなさい!」と。 目が覚めるありがたい言葉でした。 生徒のことだけを四六時中考えて、何ができるか?ずっとそれだけを考え試行錯誤する1年半でした。正味360日指導しました。休日も個別指導を行い、なかなかアトリエに来れない生徒にはLineやネットを通じてオンラインで指導やアドバイスをしてきました。 10月からは毎夜12時まで指導し、お腹を空かせるみんなに20食分もの夜食を作り(まるで給食。。)食べ終わったら心いくまでまた指導。という幸せな時間をみんなと過ごさせてもらいました。感謝です。 他県からも、たくさんの生徒さんが僕の指導を受けにやってきてくれました。本当に幸せなことです。先日、Yahooのコラムに、「日本人の大人が笑う回数は平均で1日に13回」という記事を読みました。グランガルルのアトリエで自分が一体何回笑ってるんだろうって数え始めたら、1時間に20回くらい笑っていました。(笑)たぶん、生徒も笑ってます。(でもちゃんと手は作業しています!笑) なぜ自分が欧米社会にずっと憧れていて、ヨーロッパで今までいろんな仕事をしてきたんだろう?って考えてみました。それは、きっと笑顔の回数が社会全体でケタ違いに多いからだと思いました。人生どう生きたって物理的な時間は同じです。だから笑って生きられる時間が少しでも多い人が、きっと勝ち組なんだろうって思います。 お金は大切です。でも笑う時間はもっと大切だと思います。 「あー楽しかった」て言える人生を送ってくださいね。 グランガルルは、そのための生きる力を伝授するアトリエです。