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岡山県立大学デザイン学部受験専門コースのご案内

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岡山県立大学デザイン学部 を 受験する高校生の方のための専門コースのおしらせです。 岡山県立大学のデザイン学部には、デザイン工学科と造形デザイン学科の2つの学科があります。 よく聞かれる違いは? 高校生のみなさんに分かりやすく言うと 【デザイン工学科】 は、 いわゆる一般的な美術大学でいうプロダクトデザイン(家電製品や車、文房具、雑貨などの工業製品)と、建築学科です。 【造形デザイン学科】 は、 グラフィックデザインと、工芸(木工、陶芸、染色)です。 グランガルルwebサイトのメーキング どちらがおすすめですか? どっちの学科に進んだらいいですか? という質問もよく生徒さんからある質問です。 1番大切なのは自分が何がやりたいか? ですね。でも、それが自分で決められるくらいなら、そんな質問はきませんよね 僕がアドバイスする時に、重視しているのは「その人の子供の頃の本質的な適性」です。 好きなことと、出来ることは違います。でも好きなことじゃないと続かない。 モノ作りはとっても楽しいけれど、作り続けるにはエネルギーがたくさん必要なんですね。小さい頃にいつでも絵を描いたり、落書きしたり、マンガ描いたり出来ていたらきっとグラフィックデザインだったり、イラストやキャラクターなんかに向いてたりします。 さらにパソコン触るのが苦にならないなら、むしろ好きならwebデザインや映像、ゲームなどにも向いているでしょう。 絵よりも粘土や紙工作が大好きで、時間を忘れていつまでも夢中になってつくっていた。そんな記憶があるなら、きっとプロダクトデザインや建築がよいでしょう。家電製品や雑貨、車といった好きなものがあればプロダクトデザイン、建物やお店のディスプレイ、もっと大きな空間に興味があるなら建築、環境デザインがよいでしょう。でも数学が苦手、それも図面がちょっと苦手という人は手で作るクラフト(木工や陶芸)がいいかもしれませんね。プロダクトや建築のデザイナーは仕事で図面が必須ですから、図面が苦手だと仕事で苦労します。 実際のクリエイティブな仕事はもっともっと細分化されていますので、グランガルルのアトリエにお越しいただいた際に、はじめての方にもわかりやすくご説明しますね。 画塾グランガルルのサイトに「 岡山

合格おめでとう本人いないけどみんなで祝っちゃいました!岡山のアトリエから。

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アトリエ生徒が合格しました。 本人はまだ受験から帰ってきてないけど. Lineで連絡があってみんなで盛り上がりです。 「合格おめでとう!」 本人いないけどみんなで祝っちゃいました! ちゃんとお祝いの様子はLineで転送。 昨日作ったばかりのクリスマスツリーにお祝いのケーキも。 ツリーはチェコで買って来たガラス細工で飾りました。 ツリーの木と雪は100均で216円、ガラス細工はチェコの職人さんが少し失敗したB品だけど、むしろそれが有機的な形をしていてかわいらしい。それを袋に好きなように詰めて200円ほどでした。製作費はわずかでも美術系の技術でカバーです。 ps.帰ってきたらちゃんとお祝いしてあげるよ。 岡山駅前のアトリエから「世界を旅する画塾講師」の日記

美術大学の入試問題について色彩構成編その1

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美術大学の入試問題には デッサンと色彩構成が一般的に多くあります。 色彩構成はデッサン以上に各美術大学、各学科ごとに採点基準がそれぞれ異なります。 受験生にとって、採点基準(評価基準)が異なるということはかなり大変なことです。 ただでさえ学校の授業、学科の入試対策、デッサンと勉強しなければならないのにさらに色彩構成の試験があるなんて。 美術の大学にいくのだから当然と言えば当然です。色彩の勉強はちゃんとがんばりましょう。色彩の試験があるのには合理性があります。「色は脳が見分ける」という有名な言葉がある通り、色彩の感覚は絵の具を混色(調色)したりして考えて見比べること、さらにそれを太陽光でみたり、蛍光灯の下でみたりと様々な光源で違いを確認したりすることで、一般人より色に関する大脳が発達して、より多くの色が見分けられたり、パターンを選別できるようになります。 ですが、これが最もよく発達するのが高校生くらい。個人差はありますが体力と同じで大学生にもなると徐々に落ち、20代半ばまでに見分けた色が、その人の一生の色覚を左右します。20代半ばに色覚の最高潮を迎えた後は、通常の脳細胞と同じく色に関する細胞も減っていく一方です。人は年齢とともに、次第に色が見分けられなくなっていきます。(じょじょに減るので本人は気づきませんが..) つまり大学受験前に色彩の基礎をしっかりやっておかないと、色音痴になりやすいわけです。クリエイターにとっては致命傷にもなりかねませんね。 画塾グランガルルでは、講師デザイナーのたけきよが考案した独自の混色学習法によって、色調の基本となる色感を身につけてもらっています。 色は単体ではなく、1つのグループで1つの色として認識し使うようにします。自然の中にある美の法則を理解し再構築するわけですね。 文章に書くと少しむずかしいように聞こえるかもしれませんが、実際に指導のもとやってみると案外できるものですよ。 グランガルルでチャレンジしてみてくださいね。 つづく。

今日は筑波大学芸術専門学群の推薦入試実技対策をやってました。

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でも、みんな近頃煮詰まり気味。 そこで、今日の技術の無駄づかいは 「終わりかけのバナナが好き。」です。 バナナは筑波大学のデッサンには多分でないでしょう。でも、 そのものが持つ固有の方向性や質感の練習にはなるかもしれませんよ。 画塾グランガルルではもちろんまじめな課題をやっております。 が、デザインの試験は頭が固くなってはすべてが水の泡です。 「誰のためのデザインですか?」 「そのコンセプトは自分がやりたいことだけに向かっていませんか?」 「誰かのために何をすべきですか?」 「あなたのデザインでどんな効果が得られますか?」 自分のやりたいことだけをつくり続ける。自分の主張を作品に込める。アートならそれが正論です。でもデザインは誰かのためのもの。 誰かのニーズ(要望)に答えるもの。 です。 それがいやならデザイナーじゃなくって芸術家を目指せばいいんです。 デッサンや色彩構成以外の「デザインの試験」「デザインの小論文」が受験課題にあるみなさんは、この基本のフレーム(概念)をほんの少し心に留めておいてくださいね。 PS.バナナとポッキーは講師がおいしく頂きました。

「美大受験で大切なのは心のやわらかさ」だよ。

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受験が近づいてきました。 寒さとともに アトリエで生徒たちの緊張も高まってきましたね。 美術大学の入試では「技術」も必要ですが「発想、思想」 といった表現の柔らかさはもっと大切なんですね。 クリエイターにとって一番大切なこと。 言われなくても分かってるよ。と言われそうですが 大切なことは何度でも自分に言い聞かせる方が良い場合もあります。 「受験」と言う門がせまってくると むやみにあせってしまったり、落ち込んでしまったりするものです。 でも、それでいいと思います。 みんなそんなもの。 そんな時、モノ作りや絵を描いていて 「楽しかった最初の気持ち」 を思い出してください。 作ることの楽しさ、喜びを忘れないための 魔法の企画 「技術の無駄づかい」をはじめました。 記念すべき初作品No.001「ひつじが好き。」です。 企画制作時間は10分以内:続編に乞うご期待。 ps.つのはカールうすあじ 岡山駅前の画塾グランガルル

岡山駅前の名門画塾ハロウィンパーティー

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岡山駅前の画塾グランガルルです。 Halloween! ハロウィンパーティーをやりました。 もちろん美大受験を目指すメンバーなので、そこは腕のふるいどころです。 黒い画用紙でコウモリを切ったり、はったり。 美大的に言うと、空間演出デザインorディスプレイデザインですね。けっして技術の無駄づかいではありません(笑) 初めは少しのつもりがどんどんエスカレートして素晴らしい出来になりました。 コウモリの飛ばし方すてきですね。群れてる感じとか。 モノづくりは楽しむことから始まります。 自分で楽しむことから、人を楽しませることへ そんなふうに意識が広がっていくとき、プロ意識と呼ばれるようになります。 顔写真はおみせできないのが残念ですが、コスプレもかなりキュートでした。 受験の合間のひととき。 モノをつくることの楽しさを忘れたら、たとえ受験用の作品でも良いものはできませんからね。なぜ美大に行きたいと思ったのか? 好きという気持ちを大切にしてくださいね。